カテゴリ:学校だより
令和6年度 11月号
勇気をもらう 校長 門野 吉保
南浦スポーツフェスティバル2024も盛会に終わり、改めて子どもたちの成長を実感するとともに、6年生の存在、リーダーシップの大きさに感動しました。当日を迎えるまでの道のりは長く、決して平たんなものではありませんでした。何か(目標)を成し遂げるためには、いくつもの課題を解決していかなければなりません。それは、個人的・集団的なことだったり、規則や道徳的なことだったりと様々です。また、自分一人で解決できることは稀で、多くの場合は仲間との連携・協力が必要です。
昨年、大谷翔平選手が本塁打王に輝いた試合で、始球式を務めたトム・ウィリスさんは生まれながらにして、両腕がありません。素足の右足の指に球を挟み、蹴り上げるようにして球を放ちます。実は、ウィリスさんは15年という歳月をかけて、この日、大リーグ30球団すべてのスタジアムで始球式を務めたのです。ウィリスさんは、不可能と思われることも努力し続ければ変えられる。壁にぶつかったらそれを
チャンスと、考えを変える。そして、どうやって自分自身のやり方で達成するかが大切なのだ。と語っています。
6年生だけでなく、南浦小の一人ひとりの子どもたちに其々の目標に向かって積み重ねてきた実績・経験があります。また、ご家庭ではお子さまを支えてくださった保護者の皆さまがいました。皆さまと一緒に子どもの成長を見ることができたことに感謝いたします。また、15日、16日は展覧会・造形活動がありますので、ご期待ください。
公開日:2024年11月05日 16:00:00