カテゴリ:学校だより
令和6年度 6月号
遠足日和
校長 門野 吉保
天候不順な日が続きますが、5月9日の2年生の井之頭自然文化園(動物園)への遠足を皮切りに、5年生は深大寺植物公園、1年生は深大寺植物公園広場、3年生は昭和記念公園、4年生は高尾山へと予定どおりに実施することができました。学校を飛び出す校外活動では、普段と違う子どもたちの良さを見ることができます。
1年生の遠足では、お弁当終了後にゴミが落ちていないことにビックリしました。帰りにこのことをお話しすると「僕たちが拾いました。」とのこと。2度目のビックリでした。
2年生の遠足では、学校を出発してから園内の活動、学校に帰って来るまで、長時間しっかりと歩き続けることができました。1年生の時に比べて体力が向上するとともに、小グループでの活動では声を掛け合いながら活動している姿に成長を感じました。
3年生は、高齢者や小さなお子さん連れの方、急いでいる方などを見つけると、道を譲ったり通路を確保したりすることができる児童がいました。列を乱さないよう歩く、前の人についてくことで精一杯のはずの3年生ですが、まだ少数でしたが、視野が広く、優しい気持ちで行動できることに感動しました。
4年生の高尾山は体力に合わせて山頂へのコースを選べるようにしました。2時間弱の山登りでしたが、友達と励ましの声をかけ合う姿や山のごみを拾っている姿に大きな成長を垣間見ました。
5年生は、園内では制限時間内に、どの順にコースを回るか、問題の答えをどうまとめるか、自分たちで計画を立て、グループの仲間と相談しながら行動することができました。何事にも主体的、意欲的に取り組める子どもたち。これから一年間の活躍に大いに期待できそうです。なお、来年度の5年生は遠足ではなく、1泊2日の自然教室を検討しています。
6年生は、6月5日から2泊3日の自然教室が始まります。すでに様々な準備・活動がスタートしています。さてさて、どのような顔を見せてくれるのか、また、どのような良さを見つけることができるのか、楽しみにしています。
学校行事は学校生活のアクセントであり、普段の学習とは一味違う成長の場ですね。
公開日:2024年06月06日 14:00:00
更新日:2024年09月26日 14:32:49